レールに乗りたかった
少し前に仕事を辞めました。
「レールに乗った人生なんてつまらない」と愚痴を零す人も多いのでしょうが、私にとってはこれまで発達障害的な特性(コミュニケーションの難しさ、どうしようもない認識のずれ等)からどう頑張っても「普通」になれなかったので、レールに乗れている人が非常に羨ましく感じます。
私がなりたい人物像は、資格取得に励んで、バリバリ働いて、弟の奨学金を返すのを颯爽と手伝えるような人です。理想を高くし過ぎた部分があると思うのですが、そんな風に皆から頼りにされて、憧れられたかった。
現状はうつ病を悪化させて、何かをするのも外に出るのも億劫な状態です。日によってはベッドに一日中いる日もあります。
憧れられたい云々に関しては、私の自己肯定感が低いため、他人から手っ取り早く肯定を得たかったからということが理由だろうなと考えています。
目標としてきた自己像がある意味では、死んでしまったので、途方に暮れています。
もうどうしようもないことではあるのですが、「普通」の人になりたかったなぁ。