言葉の暴力
「毒になる親」の例として、「お前のために言っているんだ」という言葉を振りかざしてくるタイプもカウントされています。
実家の両親は日常生活のなかで、いつまでも何年も経つような失敗を話題に出してからかってきたり、私をコントロールできないと判断すると「お前のことを思って言っている」という一言を切り出してくる人たちでした。
私は自身の持つ発達障害の傾向から、長時間、授業で話を聞いていることが苦手な子供でした。この特性から学業の成績は芳しくありませんでした。
父に「お前はなんて馬鹿なんだ」、「○○(当時の同級生の名前)のような子だったら良かったのに」と言われて、これまで罪悪感を抱いてきました。
私が私であることを否定してくる言葉を投げてくる相手に、私は好かれようと努力し、死に物狂いで学業に励もうと、彼らは変わりませんでした。
言葉の暴力は人間の大切な部分である自尊心を破壊していきます。木造の家を白蟻が内側から食い散らかしていくように、人の心を内側から壊すものです。
身体的な虐待はまだ目に見えやすい(決して身体的な虐待を軽視してはいません)ですが、言葉による暴力は痕に残らないのでなかなか周りからも本人自身も気づき辛い部分があります。
特に「お前のためを思っている」と恫喝してくるタイプの毒親の多くは、子供に罪悪感を植え付けてきます。
彼らにこれ以上、心をズタズタにされる前に何とか逃げてほしいです。逃げると言っても、難しいものがあるでしょうが、手っ取り早いのは経済的に自立し、毒親と住居を別にすることだと考えています。
私は何とか春から経済的には自立に近づけそうなので、何とかやっていきたいです。